大学時代の経験から、閉鎖的な空間で長く生活すると脳みそがひっくり返るのだと知った。今はどうだろう。閉鎖的ではないにしろ、新しく見つけた、とあるコミュニティに寄りかかっているような不安定さがある(金銭的にも精神的にも)。最近になってようやく、そこから少しずつ細くも芯のある枝を広げていっている。

もしかすると、飽き性な自分は特に、同時に二つの仕事(職場)を掛け持った方が落ち着けるのかもしれない。最悪どちらかを辞めても生きていける(であろう)という安心感がある。いや、辞めずとも、もしどちらか一方がしんどくなってきたら、気の向く方に重心を傾けつつどちらも続ける。なんていうバランスの取り方も考えられる。きっと、常に可能性を広げ続けることが大切なんだ。枝を伸ばすにしろ増やすにしろ。