知り合い同士で自分のことを「いい子だよね」と話していた、という話を本人から直接聞いた。きっと喜ぶだろうと思われたみたい。おっしゃる通り、かなり喜んだ。いい子という人柄の解釈もありがたかったし、なにより、自分のいないところで自分の話をされるのが、他に変えようもなく嬉しい。この世界(他人の頭の中)に自分が生きているんだと実感できる数少ない瞬間だ。自分、自分、自分…遠慮がちな性格のせいか、自分の話をされるのがたまらなく嬉しい。そもそも人柄についての話が好きなのもある。自分の頭の中は常に他人のことでいっぱいだからこそ、それが片想いじゃないとわかると、蓄積された不安が安心に変わって大きな喜びが生まれる。他人からの承認によってここまで大きな喜びを感じるのも何か問題がありそうだが。孤独感が強いからこそ他人と友好な関係を築くことに生き甲斐を感じるのかもしれない。アンダーカレントの瑛太みたいにならないようにだけ気を付ける。みんな仲良くしてくれてありがとう。