「LIGHT HOUSE」全話観た。

己の人生や感性と真剣に向き合い、もがいている2人が、互いに心の内を明かし合いながらも、あくまで友人として楽しくお喋りしている姿が、とても救いになったし、羨ましくもあった。そこには大きなシンパシーがある。数少ない似たもの同士、とにかく相手を尊重している。そして、悩みを吐露することで着実に一歩ずつ前へ前へと進んでいる手応えがある。なんと素敵なことか。

個人的に、この作品を通して意外な発見があった。それは、「星野源の音楽を直感的に好きになれないのは、そのルーツがジャズ(洋楽)にあるから」という結論に至ったこと。今まで、なにかしっくりこないと感じていた、あのポップなメロディーと曖昧な歌詞のアンマッチさ、違和感の正体は、英語の歌詞を日本語訳したかのような含みなのだと解釈した。星野源のパッションはジャズ(洋楽)に基づいたものなのだと考えれば納得がいく。モヤモヤが晴れてスッキリした。