この短期間で同い年の友人にたくさん会った。久しぶりに顔を合わせると、みんなそれぞれの人生を歩んでいて不思議な感覚に陥る。自分の中ではずっと学校のクラスメイトのままで時間が止まっている。自分だけが"卒業"できていないのでは、と、不安になった。みんなちゃんと大人になっている。

 

「ゲーム」は良い。"遊び方"や"楽しみ方"が既に用意されていて、全員がそのルールに従う。そこに思想は存在しない。プレイスタイルがあるだけ。試合の勝敗はあるが、どちらの結果になっても、それを共有し、讃え合うことができる。大人になってからゲームの偉大さに気が付いた。